施術の基本的なこと

こんにちは

安藤鍼灸整骨院の安藤です。

ブログへの訪問ありがとうございます。

今日は施術の基本的なことについてです！

私も過去のブログで痛いところと別のところが原因の事が多いとは書いていますが、全てがそうではないですよ。

物事には、定石（じょうせき）というものがあります。

言わば、基本的なことですが、痛いところをみて「これはここでは改善しないな」と思った時に初めて別の原因を探します。

昨日、ある先生のブログを拝見して本当にその通りだと感じました。

最近、ちまたでは、「当院独自の治療法で施術します」とか「その痛みは別のところからきているから良くならないのです」とか書いてありますが、ちょっと違うんじゃないかな？と感じる事があります。

私自身も色々と技術の勉強はしてきてますし周りではしてない技術というものも有ります。次に受けたいセミナーもありますが中々時間が合わなくて先延ばしになっているものもありますが。

ちょっと話がそれてしまいましたが、「独自の治療法」って大切ですか？診てもいないのに「その痛みは別のところから」ってなんでわかるのでしょう？

私は、患者さんにとって大切なのは、方法や理屈ではなく結果だと思っています。

独自の治療法と言っても必ずベースになっている技術や考え方がありますし（少ないですが本当に独自のものもまれにありますが）、後は経験でアレンジしているだけのものがほとんどです。

「その痛みは別のところから」でも、診てみないと分からないですよ。患者さんから「色々行ったけど良くならなかった」とお聞きする時がありますが、そのほとんどがそもそも基本的な事をしてもらってなかったからです。

私は患者さんに来院して頂くとまずは基本的な事から始めます。なのに「そんなところ施術してもらったことが無い」、「そんなところが悪かったんですか？」と言われる事があります。「ちょっと待って、基本的な事ですやん」と思うことも多々ありますが。

それだけで改善していく事もありますが、それで結果が良くなければそれに関連する部分を施術して、それでダメならまた別の原因を探します。

いきなり別の場所でというのも可能ですが、そのパフォーマンスって患者さんに必要ですか？ただの「おれってすごいだろ！」の自己満足では？

実際それくらいの事ができる先生、私は結構たくさん知ってますが皆さんそんな事わざわざ言いませんからね。

そんなことで患者さんにご迷惑やご負担をかけるくらいなら、基本的な事からした方がよほど親切ですよ。

まずは、基本を大切にしてそこから応用していくという事は全ての事においても大切な事ですね。

私は「基本が有るから応用が利く」と考えています。

最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。