私の考え方を変えてくれた人たち③

安藤鍼灸整骨院

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私の考え方を変えてくれた人たち③

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2016/12/22 私の考え方を変えてくれた人たち③

こんにちは。

 

安藤鍼灸整骨院の安藤です。

 

ブログへの訪問ありがとうございます。

 

今日は私の考え方を変えてくれた人たち③です。

 

今までは、同業の先生のお話でしたがやはり一番大きなきっかけになったのは、来て頂いた患者さんです。

 

1人1人を挙げていくと終わりませんので、一番自分の中で考え方が変わった患者さんのお話をします。

 

Tさん(本名は個人情報の観点から伏せさせて頂きます。) 40代 女性 会社員の方でした。

 

その当時は保険診療メインで少し自費の治療を組み合わせる感じで施術をしてました。

 

Tさんは、当院の患者さんからのご紹介で来て頂いたのですが、若い時からスポーツが好きで色々と無理もしてきたために、両膝を痛めておられて、病院や他の整骨院に行かれていたとの事でした。

 

初めての時に困っている事や我慢している事を聞かせて頂いたのですが「両膝が痛くって好きな運動が思い切ってできないし、冬にスキーに行くのが楽しみなんだけどこの膝ではちょっと難しいかな」と言われてました。

 

そこで治療計画や来て頂きたい回数、期間をお伝えするのですが、当時は保険診療がメインでしたので「保険での施術では限界があって自費の施術にすれば色々とできる事が増えるのですがどうしましょう?」と聞きました。

 

今考えると失礼な話ですが、詰めてきて頂いてかなりの回数をしないと無理だと思っていました。

 

痛いところを良くするには仕方のない事だと思っていた訳です。

 

そんな私の考えからは意外な返答がきました。

 

「先生、自費の施術にしたら良くなる可能性が有るんやったらそっちにして!」今考えると当然の事なのですが、本当に悩みや不安が大きい方にとっては保険か自費かは些細な事だったんですね。

 

その後に治療計画のお話をさせて頂き3ヵ月位で症状は改善されたのですが「信用して良かった、これでまた大好きなスポーツもできるしスキーも楽しみ」って笑顔で言ってもらえた時に「自分の仕事は痛いところを良くするって事は当然だけど、その患者さんのしたい事をできる様にお手伝いする事でもあるんだ」って感じたんです。

 

Tさんは現在も定期的に通院して頂いていますがこの方との出会いは本当に大きかったです。

 

 

「保険診療で時間や回数がかかっても徐々に良くなってくれたらいいか」と思っていたのですが「その方に必要な施術なら必要とはっきりと伝える」「本当に悩みや不安を抱えている方は保険が使えるかどうかより、良くなるのかどうかが大切」と考える様になったのです。

 

 

もちろん、保険診療が悪いって事では無いですが、他所から移ってこられた患者さんに「保険で毎日来たら良い」とか「悪くならない様に保険で施術して現状を維持していった方が良い」とか言われてたって聞くこと有りますがそれってどうなんでしょうね(-_-;)

 

 

患者さんに興味を持てば持つほど、自分たちの思っていた事と違った答えが返ってくる事が多いです。患者さんからはいつも多くのヒントや求められている事の再確認ができます。

 

これからも、一人でも多くの方の夢や希望のお手伝いができる様に日々精進していきたいです。

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